朝の6時15分にオホーツク9号 が網走駅に到着.そのまま,釧網本線の普通列車で斜里駅へ.
斜里駅でプラッツを借り,根北峠を越えてクナシリ展望台へ. 国後島は,ほんとかすかに見えました.写真を見せられないほど かすかに.とりあえず,愛車プラッツと記念撮影.
クナシリ展望台から南へ数十分(もちろん時速100km/h以上です), 変な形の砂州である野付半島のなかほどにあるトドワラに到着. 観光客があまりいないので,写真撮影場を独占.
誰もいない遊歩道をひたすら20分くらい歩くと,枯れた草原の ど真ん中へ.ここで殺されて埋められたら,絶対発見されないと 思う.
トドワラとは,海水の浸食により立ち枯れたトドマツの原っぱのことで, トドマツの枯れた姿が,野ざらしに白骨のように見えます. しかし,周りから塩湿地植物が侵略し始め,あと数十年でなくなって しまうらしい.
砂州の先端部.遠くに枯れたトドマツが数本たっています. さびしい....
サケの街・標津町にあるサーモンパークへ. 標津川にはまだサケが上ってきていました.ピークの時よりも 少な目ですが,でも,うじゃうじゃいます.
サケの遡上を見たら,後は食べるのみ.サーモンパーク内の 食堂でさけずくし定食を食べました.いくらご飯,焼き鮭, ルイベ,サケのなます,三平汁です.もちろんおいしかったです.
中標津の市街を抜けて,ひたすら林と牧場の中をすっ飛ばして,開陽台へ. 丘の上に地球が丸く見える展望台があります. 開陽は北斗七星の6番目の星で(昔の北極星)ここの展望台のモニュメント は北極星を指しています.
カラマツが枯れかかっていて景色は最高です. 絵みたいですね.
開陽台から養老牛温泉へ行き,とりあえず15分だけ温泉にはいって, 裏摩周展望台へ.夕日がとてもきれいです.でも急がねば.
この日は,網走で車を捨てて,6時台のオホーツクに乗るつもりだったのですが, タッチの差で間に合わず,最終の オホーツク10号で帰ることに.とりあえず,発車時刻(22時20分)まで, 駅前のファミレス「ビクトリア」へ. 今回の凄惨旅行の乗車リストを作り,運賃を計算 して時間をつぶし,寝台車で札幌へ戻る.