パソコンをネットワークに繋げることが当たり前になりつつある 今日この頃です.特に,昨今は,ISDNやADSLなども普及し, イーサーネットソケット(10BASE-T/100BASE-TX) を初めから搭載したパソコンや Note PCが増えてきました.一方,一昔前のパソコンには 必ずシリアルポート(RS-232C)やパラレルポートが付いていましたが, 今ではこれらのデバイスはレガシー(伝説の)デバイスと 呼ばれ,最近のパソコンなどにはこれらのデバイスが無くなって しまいました.
また,気象観測の分野では長年 KA●EC などのシリアル(RS-232C)経由 でデータを取得するシステムが使われてきましたが,RS-232C 自体が駆逐されつつある現在,そろそろ次のシステムを模索する 必要があるでしょう.
そこで,まず考えたのは,イーサーネット接続ができて, インターネットプロトコル(IP)をしゃべることのできる観測測器でした. この測器は以下のような利点を持つと考えられます.
ということで,とりあえず「ネットワークに接続できる温度計」 を設計し,以下のような野望を実現させることにしました.