補遺 (Appendices)
数値モデルや観測装置の詳細、解析方法の詳細など、論筋からはずれるところ、論文にはまとめておきたいが、なくても主張が分かる内容などは、Appendix (補遺)にまとめて、読者が論文を読むのに不要な労力を用いないようにする。これにより不必要に論文が長くなることを避け、主張したい結論に読者がスムーズに到達できるようにする。また、たとえばモデルの物理過程の定式化や、解析法の詳細など、後の研究者が利用するのに価値のある情報を詳細に記述するのにAppendicesを用いる。論文によっては本旨の方は大したことはないが、Appendixに利用価値の高い情報を含んでいるものもある。