否定
否定は not や no などで表されるが、部分否定と全部否定など、気をつけなければならない点がある。
部分否定と全部否定
部分否定
all, each, every, both, always などがnot と結びつくときは「部分否定」を表す。
- I did not meet all of them. (私は彼らの全部には会わなかった。:部分否定)
- Not all of the axial orientations were not determined. (すべての軸方向を決定したわけではない。:部分否定)
- Each man can not be a poet. (誰もが詩人になれるわけではない。:部分否定)
- He does not walk to his office every day. (毎日は仕事場に歩いて行くわけではない。:部分否定)
- Both the sisters are not wrong. (姉妹の両方ともは悪くない。:部分否定)
全部否定
- No faults could be detected. (We could not detect any faults.)(故障は全く検出されなかった。:全部否定)
* Any faults could not be detected. のようにnot の前に any があるのは正しい表現ではない。
- I met none of them. (私は彼らの誰にも会わなかった:全部否定)
neither (= not + either)
Neither of their answers is right. (答えはどちらも正しくない。)
Neither you nor I am wrong. (あなたも私もどちらも間違っていない。)
none
noneは単数にも複数にも用いるが、両方の形が可能の時は複数動詞と結ぶ。
None of them have succeeded. (彼らの誰も成功しなかった。)
This is none of your business. (君の知ったことではない。)