不確かさの表現

 論文ではあいまいなこと、不確かなことは書かないことが基本である。しかしながら、考察の章などでは断定できないことを述べたい場合がある。あいまいなことを書く場合は、その程度をはっきりさせておく必要がある。あいまいさを表現するのに助動詞、may, might, can, couldを用いることができるが、非英語国民の日本人にはそれらのニュアンスを十分理解してあいまいさの程度を示すことは困難である。できるだけ助動詞を用いずに、あいまいさ、不確かさを表現する方がよい。「科学英語論文のすべて」の第2章から引用して、不確かさの表現をまとめる。


   上記の章では、” A is caused by B.” を断定的にいえないとき、どのように表現すればよいかがあげられている。

 副詞を用いた方法では、次のものがあげられる。
  1. A is most likely caused by B.
  2. A is probably caused by B.
  3. A is perhaps caused by B.
  4. A is possibly caused by B.
1から4に至るほど不確かな表現になる。

他に次のような表現の例がある。
  1. It seems that A is caused by B.
  2. It appears that A is caused by B.
  3. We believe that A is caused by B.
  4. A seems to be caused by B.
  5. A appears to be caused by B.
  6. A is believed to be caused by B.


英語論文を書くときの注意点

論文の書き方