大学院受験を考えている皆様へ



 名古屋大学 地球水循環研究センター 気象学教室では,スタッフと学生が一丸 となって雲・降水現象の解明に取り組んでいます.私たちが解明に取り組んでい る積乱雲は,降雹・雷・竜巻・マイクロバーストなどの激しい気象擾乱をもたら します.温帯低気圧や台風は積乱雲群で構成されています.また,熱帯で顕著に みられるように,積乱雲は地球水循環を駆動するエネルギーの供給源でもあるた め,集中的な研究が求められています.雲・降水現象のように複雑なシステムの 理解のためには,観測,解析,数値実験を研究者のチームワークで取り組むのが 効果的です.気象学研究室では,このような研究に大学院入学後直ちに取り組ん でもらうための体制と,国際的な研究交流にも参加してもらう環境を整えていま す.私は2015年3月で定年を迎えますが,気象学研究室においては,研究課題 の解明では “Number one in the world”を目指しつつ,社会貢献にもつながる 研究も行われ,次の時代をリードする研究がなされると思います. すぐ研究に取り組みたい若き研究者に開かれた研究室がここにあります.

上田博         



沖縄、下地島に設置されたドップラーレーダー

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edited by Hiroshi Uyeda, Ken Gohara and Takeharu Kouketsu of HyARC, Nagoya University