図3.1:豊橋市の竜巻が発生したときと、宮崎県延岡市の竜巻のが発生したときの気象衛星画像。左は1999年9月24日11時(日本時間)の台風9918号、右は2006年9月17日14時の台風0613号。図中の緑点が台風の中心位置。赤い矢印が竜巻発生位置。竜巻が台風の中心から遠方で発生していたことがわかる。 |
図3.2:名古屋大学大気水圏科学研究所(現地球水循環研究センター)のドップラーレーダーで観測されたスーパーセルのレーダー反射強度。カラーレベルはレーダー反射強度(dBZ)、白い○はドップラー速度データから判別されたスーパーセル内のメソサイクロンの中心位置の移動を、黒い●は竜巻の移動を表す。竜巻がメソサイクロンとともに移動したことがわかる。 |
図3.3:シミュレーションから得られたスーパーセルの水平表示。カラーレベルは高度1kmの雨水混合比(g/kg)、細実線と赤い太実線は高度1kmの上昇流と渦度、矢印と青い太実線は地上の水平風と温度偏差の0度の線である。雨水混合比のカラーレベルは図の下に示した。 |
図3.4:スーパーセル内に発生した竜巻を3次元的に表現したもの。白く煙状に見えるのが渦度を可視化したもので、竜巻に対応している。下面のカラーは地上の温度偏差。温度偏差の先端(ガストフロント)のところで、竜巻が発生していることが分かる。 |
図3.5:発達した竜巻の拡大図。高度47.9mの水平表示で、カラーレベルは気圧偏差(hPa)、等値線は渦度、矢印は水平風である。 |
図3.6:スーパーセルと竜巻の鉛直断面。赤い等値線が渦度で、竜巻を表している。カラーレベルは降水粒子(雨、雪、あられ)の混合比、黒い線は雲の縁を表す。矢印はこの断面内の気流を表す。 |