研究プロジェクトのホームページで、私個人の夢を語ることをご容赦ください。夢を語るのは研究者の特権ですので。 私の夢は、30年後に、58000フィートの上空から無人飛行機が常に太平洋上の台風を監視し、必要に応じてドロップゾンデを投下し、そのデータが高解像度の数値予報システムに取り込まれて、進路だけでなく、台風の強度についても精度の高い予報が常に出されることです。 予報は3日。大規模避難に十分な時間です。その結果、日本を含む東アジア地域では、誰1人、台風で命を落とすことがない世界が実現しています。30年後、その夢が現実になっていることを強く望みます。その第1歩としてこの研究が位置づけられると期待します。 |