図1:雲解像モデルCReSSで用いられている雲・降水の物理過程。水蒸気混合比 (q_v),雲水混合比(q_c),雲氷混合比及びその数濃度(q_i, N_i),雨水混合比 (q_r),雪の混合比及びその数濃度(q_s, N_s)と,あられの混合比及びその数濃度 (q_g, N_g)が配置されれ,各物理量の間をつなぐ線がそれらの間の変換の物理 過程を表している。その詳細については,Tsuboki and Sakakibara (2001) または Tsuboki and Sakakibara (2002)を参照していただき たい。 |
図2:雲解像モデルの並列計算における計算領域の分割と通信の模式図。左 図の計算領域が12個の小領域に分けられ、それぞれの小領域が一つの計算ノー ドに割り当てられる。右図に示すように各計算領域間で、それぞれの最も外側 の格子(実際には最も外側から2個づつの格子)のデータが交換されることで、 全体の計算が進められる。 |
ベクトル化率 | 99.4% |
並列化率 | 99.985% |
利用可能ノード数 | 640ノード |
利用ノード | 128ノード |
128ノー ドでの並列化効率 | 86.5% |
ピーク性能比率 | 約30% |