地形データ SRTM 結合変換プログラム

SRTM30

  • NASA の SRTM30 分割地形データを任意の矩形領域データに結合, 4byte big endian 形式で変換するプログラム.
  • 本プログラムで変換された地形データはそのまま 3 次元大気モデル CReSS の地形データとして利用できます.

詳細

  • 30 秒メッシュの分割地形データ.
  • 1 データファイルは南北 50 degree, 東西 40 degree ごとのデータ.
    • 60 S - 90 N までの全域をカバー.
  • 格子解像度は緯度・経度ともに 0.0083333333 degree.
  • 北西端からデータが格納されている.

必要ライブラリ

  • なし.

必要データ

  • SRTM : アメリカ USGS のデータページ.
    • データフォーマットおよび, 解像度等の詳細はディレクトリ内に PDF 資料がある.

実行

  1. ネームリストの編集
    • srtm30.nml 以下の変数で各設定を行う. domain セクションは DCL を用いて描画する際のオプションなのでデータ作成のみなら設定する必要はない.

      &set                ! 結合・描画共通の設定
      lonmin = 100        ! 読み込み開始の経度 (西端)
      latmin = 90         ! 読み込み開始の緯度 (北端)
      fnumber_lon = 2     ! 経度方向のファイル数
      fnumber_lat = 2     ! 緯度方向のファイル数
      foot_name = ".DEM"  ! 読み込むファイルの拡張子
      trn_name = "data.terrain.bin_SRTM30"  ! 作成するデータファイルの名前
      /
      
      &domain             ! 描画時のみに使用する設定 (使わない)
      nnx = 60, 60        ! グラフ化するときの領域 (lonmin からの格子数 x 30 秒)
      nny = 60, 60        ! グラフ化するときの領域 (latmin からの格子数 x 30 秒)
      shade_max = 1000.0  ! シェードの最大値
      IWS = 1             ! IWS = 1 [x], 2 [ps], 4 [png] 描画結果の出力媒体
      /
  2. コマンドの実行

    $ ulimit -s unlimited   # 読み込むデータ数が多い場合, これを行わないと Segmentation Fault する.
    $ ./SRTM30 < srtm30.nml  # trn_name で設定した名前のファイルが作成されている.

デモ

変換データの描画.

SRTM3

  • NASA の SRTM3 分割地形データを任意の矩形領域データに結合, 4byte big endian 形式で変換するプログラム.
  • 本プログラムで変換された地形データはそのまま 3 次元大気モデル CReSS の地形データとして利用できます.

詳細

  • 3 秒メッシュの分割地形データ.
  • 1 データファイルは東西ー南北 1 degree x 1 degree ごとのデータ.
    • 陸地が存在している領域のみデータが存在
      • 海洋のみで覆われている領域は本プログラムによって 0 m 高度値が自動補完され矩形データを作成する.

必要ライブラリ

  • なし.

必要データ

  • SRTM : アメリカ USGS のデータページ.
    • データフォーマットおよび, 解像度等の詳細はディレクトリ内に PDF 資料がある.

実行方法

  1. ネームリストの編集
    • srtm30.nml 以下の変数で各設定を行う. domain セクションは DCL を用いて描画する際のオプションなのでデータ作成のみなら設定する必要はない.

      &set                ! 結合・描画共通の設定
      lonmin = 100        ! 読み込み開始の経度 (西端)
      latmin = 90         ! 読み込み開始の緯度 (北端)
      fnumber_lon = 2     ! 経度方向のファイル数
      fnumber_lat = 2     ! 緯度方向のファイル数
      foot_name = ".DEM"  ! 読み込むファイルの拡張子
      trn_name = "data.terrain.bin_SRTM3"  ! 作成するデータファイルの名前
      /
      
      &domain             ! 描画時のみに使用する設定 (使わない)
      nnx = 60, 60        ! グラフ化するときの領域 (lonmin からの格子数 x 3 秒)
      nny = 60, 60        ! グラフ化するときの領域 (latmin からの格子数 x 3 秒)
      shade_max = 1000.0  ! シェードの最大値
      IWS = 1             ! IWS = 1 [x], 2 [ps], 4 [png] 描画結果の出力媒体
      /
  2. コマンドの実行

    $ ulimit -s unlimited   # 読み込むデータ数が多い場合, これを行わないと Segmentation Fault する.
    $ ./SRTM3 < srtm3.nml  # trn_name で設定した名前のファイルが作成されている.

デモ

変換データの描画