DCL の使い方
ここでは, DCL の具体的な使い方を示しています.
基本的な使い方
まず, DCL の基本的な使い方を示す. この時点では, ダウンロードしてきた DCL ファイルの中の demo に入っている既に作成されたプログラムを実行してみる.
- demo ディレクトリの中に入る.
- 任意の Fortran プログラムを見つける.
そのプログラム (名前を "hogehoge.f" としておく) を以下のコマンドで実行する (ここではすでに, パスを設定しているものとして進めている).
$ dclfrt -o hogehoge hogehoge.f
最初の "hogehoge" は生成する実行ファイルの名前 (もちろん名前は任意). 後ろの "hogehoge.f" は実行させたいプログラムファイル. "-o" はオプションで, "hogehoge" という名前の実行ファイルを生成するもの.
demo の中に入っているファイルであるため, エラーは出さないと思う.
- 同じディレクトリ内に実行ファイル "hogehoge" が設定されていることを確認する.
実行ファイルを実行してみる.
$ ./hogehoge
以下の表示が得られれば, 表示させたい番号を入力して Enter を押す.
WORKSTATION ID (I) ? ; 1:X, 2:PS, 3:Tek, 4:Gtk ;
- すると, 画面に何らかの図が描画される.
以上が, DCL の基本的な動かし方である.