★一緒に気象を研究しよう!★


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【研究室紹介ポスターその1】  【研究室紹介ポスターその2】 【研究室紹介ポスターその3】




大 学院入試情報(2018.1.10)

宇宙地球環境研究所は2015年10月に名古屋大学地球水循環研究センター から改組された名古屋大学附置の研究所 http://www.isee.nagoya-u.ac.jp/ です。本研究室は宇宙地球環境研究所に所属し、 環境学研究科 地球環境科学専 攻 の協力講座として大学院生(博士前期課程、博士後期課程)を受け入れて 指導を行っています。

このページでは宇宙地球環境研究所 気象大気研究部 気象学研究室の大学院学生(博士前期課程、博士 後期課程)受け入れについての説明を行っています。 本研究室での 研究指導を受けることを志望する方は、まず本研究室のスタッフに コンタクトを取り、本研究室においてどのような研究を行う事が可 能か、あるいはどのような研究を行っていきたいかについて十分に 議論を行ってください。

ス タッフ
教授
坪木 和久(つぼき かずひさ)
准教授
篠田 太郎(しのだ たろう)
本研究室の主な研究内容

本研究室では、主に雲・降水に関係する気象学・大気物理学に関す る研究を行っています。特に梅雨前線帯における降雨や日本海沿岸
域での降雪などの東アジアから日本付近にかけてみられる特徴的な 降水系や、積乱雲や雲群(クラウドクラスター)などの雲システムを
対象として、いろいろな測器を用いた観測プロジェクト、データ解 析およびコンピューターシミュレーション(数値計算)などの手法に
よって研究を行っています。                                                
それぞれのスタッフの主な研究内容についての詳細は、スタッフに 直接コンタクトを取ってください。              

本研究室において行う事ができる研究

本研究室は上記のように、雲・降水過程を主体とした気象学・大気 物理学を研究しています。したがって、雲・降水過程に関連する広
い範囲の研究について、大学院での研究テーマとして指導を受ける ことができます。主に以下のテーマについての研究を行う事が可能
です。                                                          

これらの内容について観測、データ解析、コンピューターシミュレ ーション(数値実験)などを用いた研究が可能です。本研究室は2台
のドップラーレーダーを保有しており、いろいろな観測プロジェク トを通じて、日本国内のみならず東アジア域から西太平洋域におい
ても現場での観測を行っております。また、計算機環境も整備され ており、さまざまな降水システムに対して雲を解像するスケールで
の大規模な数値実験を行うことによる研究も可能です。                                    
これまでに行われている研究内容については、研究室ウェブページ 中の 最近の成果 博士・修士論文の紹介 を参考にしてください。

本 研究室で研究指導を受けるために

本研究室において大学院研究指導を受けるためには、                                    
環境学研究科 地球環境科学専 攻
の大学院に入学する必要があります。そのため環境学研究科の大学 院入試を受験することになります。しかしながら、大学院受験の前 に
本研究室のスタッフとコンタクトを取り、入学後にどのような研 究を行っていくことができるのかということについての話し合いを
行ってください。                                                     
この話し合いは、大学院入学後研究室において希望の研究テーマで 研究を行っていく事ができるかどうかについての理解を深めていた
だく事が目的ですので、本研究室への入学を希望する方はできる限 り実行していただきたいと思います。スタッフとのコンタクトはメ
イルなどにより日程調整を行った後に、研究室訪問を行う形が望ま しいと思われます。                     
大学院入試までのスケジュールについては、 名古屋大学環境学研究科のウェブペー ジ をチェックしてください。         
例年ですと6月中に募集要項が公表され、7月中に入学願書の受付、 8月下旬に大学院の入試が実施されます。また、上記ページには過
去の大学院入試問題もありますので参考になるかと思われます。                                

受験生に求められる資質

本研究室は研究所に属しています。そのため、研究に重点を おいた指導がなされます。そこで、本研究室での指導を受ける学生
としては、大学院において研究を指向する学生であることが期待さ れます。大学の延長として勉強をしたいというのではなく、一歩踏
み込んで自分自身で研究をしたいという人に来ていただきたいと思 います。                          
本研究室において研究指導を受けようとする場合、大学院入学時点 において気象学・大気物理学の知識を持っていなければならないと
いうことはありません。もちろん講義や自分で勉強をすることによ って、気象学に対する知識があった方が良いことは確かです。しか
し、気象学に対する知識は大学院における研究活動を通じて勉強し ていくことができます。大学院入学時点においては、むしろ研究を
行なっていく上で必要となる物理学や物理数学の基礎学力が十分に あることが期待されます。必ずしもこれらについて講義を受けたと
いうことは要求されませんが、自分で勉強するなどして、これらに ついての基礎学力を身につけておくことが必要となります。また、
英語は環境学研究科のどの分野においても入学試験として科されて いることからも分かるとおり、研究を行っていくうえでは必須の科
目です。十分に使いこなせることが要求されます。                                      

おわりに

本研究室では雲・降水システムについての研究を行いたいという意 欲をもつ方を歓迎いたします。また、リモートセンシング技術を用 いるだけではなく、雲・降水システムを自分の目で実際に見てみた いという方、雲・降水システムを計算機の中で作ってみたいという 方も募集いたします。このページの文章は少々堅苦しく思われるか もしれませんが、研究室内の雰囲気は大変に自由で、セミナーなど でも活発な議論が行われております。研究内容に興味を持たれた方 は、是非ご連絡ください。

連 絡先(研究室訪問希望の場合は、必ず下記の教員両名のメールアドレスを宛先に入れて下さい。)
教授 坪木 和久
Email: tsuboki@rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp
phone: 052-789-3493, fax: 052-789-3458
准教授 篠田 太郎
Email: shinoda@rain.hyarc.nagoya-u.ac.jp
phone: 052-789-3494, fax: 052-789-3458

アクセス

宇宙地球環境研究所(名古 屋大学の地図で高等総合研究館の奥の建物)6階

過去の大学院入試問題

2021年度大学院入試1(数学、地球物理学)

2021年度大学院入試2(地球物理学、地球環境学)


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