6月28日のアオダス情報(お外はしとしと。心はしくしく・・。)


送信者:Shingo SHIMIZU <shimizu@gf7.so-net.ne.jp>
送信時刻:2002年6月28日 22:12

名古屋の皆様

清水@青レーダー です。
お久しぶりです。(体調が悪かったわけではなく、
晴れてて、かつ、ネタがなかっただけなので、ご心配なく。)

6月28日の天気は、朝から小雨、時々、断続的に強い雨。
層状性エコーの中に散在する対流性エコーの
通過によって、強い雨が時々もたらされました。

観測されたエコーは、高度6kmぐらいの背の低い対流性ラインが幾つか。
風は、高度1kmぐらいに強い南東風。その上空はやや弱い西風。
気温は低く、肌寒い。地表付近、風強し。
昨日から、GMSを見ていたのですが、今回もクラスターは
微妙に観測サイトの南を通過していきました。

この「微妙に・・」ってのに、いつも悔しい思いをさせられています。
これで3回目・・・しくしく。
今年は輝度温度の低い立派なクラスター達がよく発生するのですが、
みんな、そのアンビルだけを僕らにちらつかせて、東シナ海に旅立っていきます。

「日頃の行い」について、再検討をする日々が続いております。

ただ気圧配置からは、いつクラスターが発生してもおかしくない
状況が、今後もある程度続きそうなので、「今は、まつ!」しかないですね。
「しんごにお任せくださいませ!」と言いたい所ですが。

橋本様、コメントありがとうございました。
今日の晩御飯の時に、山田さんに
「ディスドロメーターってなんですか?」
って聞いて、いろいろ教えてもらいました。

またひとつ、賢くなりました。

今日分かった事ですが、
僕が6月20日のケースに関して、「対流性っぽくない」
という事を書きましたが、
山田さんがそのデータを読み込んで、PPI表示してみると
ちゃんと対流性であることが確認されました。
観測サイトのディスプレイは、表示の際、かなりの平均化操作を
するので、なまってしまって見えなくなるらしいです。

様々なコメントをして頂いた方には、非常に感謝しております。
また、正確でない情報を伝えてしまい、申し訳ありませんでした。
この償いは、今年のケースをできるだけ早くきれいな解析図を出すことで
したいと思います。

今夜も青レーダーでは、無人6分観測を行います。これから
サイトにテープを仕掛けに行ってきます。
それでは、また。

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Shingo SHIMIZU   shimizu@gf7.so-net.ne.jp