プルダス天気情報6/25


送信者:Koji FURUKAWA <koji@rain.ihas.nagoya-u.ac.jp>
送信時刻:2002年6月25日 16:09


プルダス天気情報の時間です...

>朝から珍しく、気温が低く、一日中、肌寒く感じました。

前線の北側から寒気が入ってきましたかネ?
名古屋も今日は肌寒いです。なんでも、オホーツクHighが頑張ってる
らしい。天気図で見ても、名古屋方面にHighが大陸から2つ
やってくる(南東進)ようです。

逆さテルテル坊主があんまりpressureを感じすぎないように...

ではでは...
---------------------------------------------------------
☆25日17JST発表(http://weather.asahi.com/world/china.html)、

 上海の天気予報は、
   06/26     06/27   06/28    06/29    06/30     07/01   07/02
  晴時々曇    雷雨   雷雨     雷雨    晴時々曇 晴時々曇 晴時々曇
   27/21     29/22   29/23    31/24    29/23     30/25   31/23
   (max/min Temp.)
 です。27日から3日間、雷雨の予報が出ています。これでちょっと
 は元気が出るかな? >シミー’s

---------------------------------------------------------
☆25日12JST、地上天気図による、中国大陸上の梅雨前線?の位置は、
   「エッー!ミナミ ニ イッチャッタ ノ??」;
   上海から南へ、29〜28N線にあります。だいたいの分布は、
   
   〜貴州省北部〜湖南省北部(洞庭湖)〜江西省北部〜セッ江省中部
  (〜東シナ海中部〜鹿児島南沖30N〜関東海域中部33N〜のびのび?)です。
・昨日18JSTの時点ですでに30Nにありました。今日はそれよりさらに南下。

---------------------------------------------------------
☆25日14JSTによるWVによる、dry/wetの境界は、
  華中27N〜33N付近の雲体をはさんで主に2つです。
 ・湖南省北西境〜湖北省中部〜アンキ省中部〜南京〜江蘇省中部
 ・湖南省中部〜江西省中部〜セっ江省南部

 ・よく分からないですが、北京付近を中心に半径500kmぐらいの
   上〜中層の正渦が見えます。この渦縁に伴って北西と西から
    dry域が入って来ているように見える。高層300hPaでみると、
   なるほど、25日09JSTには同スケールのトラフがあります。
  
 ・華中27N〜33N付近の雲体においてcontrastが強く見えるのは
   南縁です。この辺の対流活動が活発だということでしょう。
   そこから北へ「筆先」のように層状域が伸びているように見えます。
   15JST現在、この筆先の部分がサイト付近に掛っています。
   
---------------------------------------------------------
☆588の西端の分布は、25日09JSTにおいて、
   多少複雑。四川盆地を囲むように直径500kmぐらいの円を描き、
   湖南省の北西部から2つに分かれます。一つは地上の停滞前線
   に沿って東に向かうもの。もう1つはトンキン湾までまっすぐ
   南下するもの、です。

---------------------------------------------------------
☆GSMーGPV予報では、初期値6/23 09JSTで その48時間後(6/25 09JST)
  予報では588が同観測値と同程度には張り出していなく、弱い。
  (福建省〜広東省程度)
  あえて?言えば、上層の弱いtroughは見えるかも。

--------------------------------------------------------------
以上です。

風ミ