CReSS の基本
ディレクトリ構造
/(CReSS ルート) |-- CReSS シングル版 | |-- Doc --> ドキュメント集(簡単な使い方の流れとネームリストサンプル) | |-- Form --> サンプル計算用の設定ファイルと初期データ複数 | |-- Src --> ご本尊 | |-- User_Mod --> データの入出力用モジュールファイル(ユーザによる書き換え可) | |-- compile.conf --> コンパイル用の設定ファイル(コンパイラ等の設定) | `-- compile.csh --> コンパイル実行スクリプト `-- CReSS パラレル版(基本構造はシングルと同じ)
基本的な使い方
手に入れてから使い終わるまで
- CReSS のソースを展開.
- コンパイル設定を行い, コンパイル.
- ネームリストファイルの編集.
- 各種計算に必要な初期値, 境界値ファイルを取得.
- プリプロセッサを実行し, CReSS 用の初期値境界値データに変換 (ただし, 計算によってはこの過程は不要).
- solver 計算開始.
- 気長に待つ.
- 計算終了. -> あとは解析なりに使う.
- パラレル版を用いたときのみ, ポストプロセッサ unite 実行.
CReSS のプロセッサ群
プリプロセッサ
- terrain
- 地形(標高)データを読み込み CReSS 用に変換する.
- surface
- 地表面データ(地表面温度, アルベド分布等)を読み込み CReSS 用に変換する.
- radata
- レーダーデータ(反射強度等)を読み込み CReSS 用に変換する.
- gridata
- 大気場の初期値データ(gpv データ等)を読み込み CReSS 用に変換する.
メインプロセッサ
- solver
- 時間発展させる(だいぶ省略).
ポストプロセッサ
- unite (パラレル版のみ)
- 各ノードに分割して出力されたダンプファイル(計算結果ファイル)を1つに結合する.
その他
- check
- ネームリストチェックプログラム. ネームリストが正しく設定されているかをチェックする. 必須ではない.