CReSS の基本

ディレクトリ構造

/(CReSS ルート)
|-- CReSS シングル版
|   |-- Doc --> ドキュメント集(簡単な使い方の流れとネームリストサンプル)
|   |-- Form --> サンプル計算用の設定ファイルと初期データ複数
|   |-- Src --> ご本尊
|   |-- User_Mod --> データの入出力用モジュールファイル(ユーザによる書き換え可)
|   |-- compile.conf --> コンパイル用の設定ファイル(コンパイラ等の設定)
|   `-- compile.csh --> コンパイル実行スクリプト
`-- CReSS パラレル版(基本構造はシングルと同じ)

基本的な使い方

手に入れてから使い終わるまで

  1. CReSS のソースを展開.
  2. コンパイル設定を行い, コンパイル.
  3. ネームリストファイルの編集.
  4. 各種計算に必要な初期値, 境界値ファイルを取得.
  5. プリプロセッサを実行し, CReSS 用の初期値境界値データに変換 (ただし, 計算によってはこの過程は不要).
  6. solver 計算開始.
  7. 気長に待つ.
  8. 計算終了. -> あとは解析なりに使う.
  9. パラレル版を用いたときのみ, ポストプロセッサ unite 実行.

CReSS のプロセッサ群

プリプロセッサ

  • terrain
    • 地形(標高)データを読み込み CReSS 用に変換する.
  • surface
    • 地表面データ(地表面温度, アルベド分布等)を読み込み CReSS 用に変換する.
  • radata
    • レーダーデータ(反射強度等)を読み込み CReSS 用に変換する.
  • gridata
    • 大気場の初期値データ(gpv データ等)を読み込み CReSS 用に変換する.

メインプロセッサ

  • solver
    • 時間発展させる(だいぶ省略).

ポストプロセッサ

  • unite (パラレル版のみ)
    • 各ノードに分割して出力されたダンプファイル(計算結果ファイル)を1つに結合する.

その他

  • check
    • ネームリストチェックプログラム. ネームリストが正しく設定されているかをチェックする. 必須ではない.


1つ上に戻る

メインに戻る